穏やかで、見所の多い6号路を楽しむ。
舗装路はここで終わり、これからは山道を進みます。
登山道入り口は、右手に門柱が立てられていて、すこしだけ特別な雰囲気が漂います。
6号路入り口〜!
さあ!山の中に入るぞ!
右側に沢が流れている、ゆるやかな道。
この6号路は、本当は夏にやってきて、水場の植物や生き物を楽しみながら歩くのがオツらしいです。
途中にあった祠
道の途中に祠がありました。
岩屋大師
6号路を散策していると沢の向こうへ渡る事が出来る橋が見えてきます。
沢の向こう側へ渡る事ができます。
渡った先には、左右に石窟があり、中に仏像などが安置されています。
橋を渡ると石窟が!
弘法大師の伝説で有名な「岩屋大師」です。
弘法大師が高尾山で修行を終えて下山する途中、嵐に遭遇して巨大な岩の陰でずぶぬれになって震えている親子がいました。しかも母親は病気になっていて、子供が必死になって看病していたのです。かわいそうだ・・と思った弘法大師が合掌をすると、岩が崩れて洞穴が開きました、弘法大師はその中に親子を入れて快方すると母親は元気になった・・という伝説です。
左側の石窟、これは弘法大師ではないです。
左側の洞窟は明らかに人の手で作られたもので、伝説とは直接的な関係は無いみたいです。
中はこんな具合です。
中は掃除道具などが置いてあり煩雑な雰囲気。
入り口は狭い。
右側の石窟が伝説の穴のようです。入り口は狭く立って入る事は出来ませんので、 しゃがんで入ります。大人一人がやっと入れるぐらいの穴です。
なんとも形容しがたい雰囲気です・・
中を見ますと、左右に弘法大師の像があるようですが、真ん中の女神?さまが
何なのかよくわかりません。
私が訪れた時はローソクに火が点っており、幻想的な雰囲気。
石窟から外を見た様子。
びわ滝
石窟からさらに6号路を歩いてゆくと、左右に分岐する道が現れました。
ここは一度右の道を進んで、びわ滝をみておいた方が良さそうです。見終わった後は戻ってきて左の道を進みます。
途中で道が分岐しますが・・右へ!
右手に何か見えてきます。 |
お堂です。 |
道を50mぐらい進むとお堂が見えてまいります。
お堂
シーズンオフなようで観光客は私以外誰もいませんでした。
心が乱れると、ものの姿もゆがんで見える。
有りがたいお言葉ですね。
琵琶瀧水行道場
この場所は薬王院の修行の場として使われている。琵琶瀧があります。
他にも蛇瀧(じゃたき)でも修行しているそうです。
崖につもった落ち葉を箒がけしている・・。寒そう。
行衣一衣をまとい、瀧に打たれ、無我のなかに己を見つめる修行をするそうです。
※修行中の行者さんを撮影するのはマナー違反みたいですね。失礼しました。